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永井奈都 逆転ツアー初タイトル プロ11年目 [国内 女子ゴルフ]



マンシングウェアレディース東海クラシック最終日でドラマは起きた。

永井奈都が優勝したのだ。皆さんは永井奈都と聞いてすぐに顔が浮かぶだろうか・・・・?それもそのはずプロ11年目にしてツアー初のタイトルなのです。
勝負の神は、全美貞を捨て永井奈都に微笑んだのです。これをドラマと言わずしてなんというのだろう。


全美貞は初日から8アンダーをマークして、まるで「マンシングウェアレディース東海クラシック」は自分が優勝する為にある試合の様に思っていたに違いない。


2日目は3ストーク伸ばして、「このコースは、良いイメージしかない」とまで言った全美貞だった。


見ていたゴルフファンも、優勝は全美貞で仕方ないか!と思っていたはず。
しかし、最終日そんな全美貞の何かが狂い始めていた。



それは3番パー5で3打目をキャリーでグリーンオーバーさせ、深いラフに入れたかと思えば、4打目はグリーンの反対側にオーバーさせボギーにした時から始まっていたんです。


急にどうした!?ギャラリーもテレビの前のファンも、そう思ったに違いない。
でもそれは急に起こったわけでは無かったのです。


前日3ストローク伸ばし「このコースは良いイメージしかないですね」と言った全美貞は、アイアンに違和感を持っていた。


2日目が終わった時点で「アイアンの距離感が合わなくてチャンスが少なかった」と言っていたのだ。そしてその不安は、最終日に現実となって現れた。


優勝した永井奈都がスコアーを伸ばしているのに対して、全美貞のスコアーは18番まで2日目と同じ11アンダーだったのだ。


永井奈都は18番を終えて、12アンダー、その時全美貞は16番ホールをプレイ中でスコアーは11アンダーだった。


17番か18番でバーディを取り永井奈都を捉えると、多くのゴルフファンは思っていたと思う。しかし結果は、18番ホールまで全美貞はスコアーを伸ばせず、ティーショットを池に入れて万事休すとなった。


これはゴルフの神が書いたシナリオに違いないのです。
みなさん、これからの永井奈都を注目しましょう。


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